よくあるご質問

補聴器に関するQ&A

補聴器で聞く音は、普通に聞く音と違いますか?
補聴器をつけたときに聞こえてくる音は、耳から直接入ってくる音とは少し違って聞こえます。
補聴器のこのような性質をよく理解してからご使用いただければ、補聴器の音に、慣れることが早くなるでしょう。
補聴器を使用すると、聴力が低下しないでしょうか?
補聴器は、聴力に合わせた調整をおこないますので、正しく使えば、そのようなことはありません。ただ、補聴器をつけて耳にビンビンと響くような音を続けて聞いていると聴力を悪くする場合があります。このような時には、お店で大きすぎる音が出ないように補聴器を調整します。
また、デジタル補聴器には、自動的に雑音を下げるタイプもあるので耳への負担が少なくなります。
補聴器を選ぶとき、最優先にしなければならない点は何ですか?
あなたの聞こえに合っていること。つまり、よりよく聞き取れると言う事を、最優先にしていただきたいと思います。「よりよい聞こえを提供すること」が、「補聴器の持っている一番の働き」です。
家族にプレゼントしたいのですが。
補聴器選びはお使いになる方の聞こえに合わせた調整が大切なので、ご本人がお店に行くことが基本になります。プレゼントする場合も、ご家族のだれかが、ご本人といっしょに行って、説明を受けましょう。ご家族が補聴器の取り扱いについて知っていることも大切です。
補聴器はふつういくら位するものなのですか?
片耳4万~50万円位まで、いろいろありますが、ある程度の予算の上限を決める以外は、価格で選ぶより、ご本人の聞こえに合ったものを購入されると良いでしょう。
補聴器は何年位、使えますか?
だいたい、4~5年といわれています。ただし、使い方によって大きく変わり、大切にお使いの方の中には、点検・手入れをしながら10年も使用していらっしゃる方もいます。
あなたの聞こえのパートナーとして、月に1度の、定期点検やクリーニング、故障の有無のチェックを受けることをおすすめします。
ただし、聴力が大きく変化した場合は、調整してもあなたの聞こえに合わないこともあります。
補聴器になかなか慣れません。
けっしてあせらないことです。話し手の近くに席をとったり、相手の口を見ながら話を聞くようにしたりと、工夫してみてください。
そのうえで、ご自身の「補聴器を使おうとする意志」がなにより大切になります。どうしても慣れることができないときは、いつでもご相談ください。
わたしの補聴器は、ピーピーと音がするのですが・・。
ピーピーと音がするのは、音が漏れることによって起こるハウリングと呼ばれる現象です。
耳せんやイヤモールドが、あなたの耳にピッタリと収まっていなかったり、ボリュームを上げすぎていたり、していませんか?どうしても止まらないときはご相談下さい。
また、オーダーメイド耳穴形であれば、あなたの耳の形に合わせて作るため、音が漏れにくく、ハウリングも抑えられます。